見よ!ポットシールドの威力!!

N.A

2011年10月27日 18:42

先日の予告通り、本日はポットシールドの効果を検証いたしました。

他社製品との比較実験は今まで何度もやってきましたが、「TAKUMI 匠」同士で比較データを正確に取るのは今回が初めてです。(ドキドキ・・・お互い負けるもんか!って感じです。)

今朝の高山の気温は 4℃で快晴です
実験日和になりました。

燃料供給は同じレベル5、送風ダイヤルは100%でヨ~イ、ド~ン
着火はほぼ同時で4分弱で着火。ここからです差がつくのは・・・

ポットシールド付(以下ポ付ポ無と表現)がスタートから10分後送風開始、遅れること3分 ポ無が送風開始しました。
(送風を開始するのは送風層の温度をセンサーが監視し、40℃に達すると開始します)

炎の様子を御覧下さい。(左がポ付/右がポ無
 

ポ無は、オレンジぽい暗めの炎が横方向と前方向に暴れて燃えています。

ポ付は黄色っぽい明るい炎が真上に立ち上がっています。

どちらも燃料供給口から酸素を引っ張っているのですが、引っ張った酸素が乱流で供給されるか、ポットシールドの効果で整流で燃焼ポットにピンポイントで供給されるかの違いです。炎が真上に立ち上がると言う事は当然、上部にある送風パイプを効率よく暖めることに直結します!

・・・では、燃焼ポットはどうでしょう?

ポ付は燃料を完全燃焼しているので、次から次にペレットが落ちてきても全く問題なく燃やします。

ポ無は上手くペレットが燃えきる前に次のペレットが来る為、ペレットが溜まり気味です。
他社も含めて多く見られるのが、ポットにススが溜まって不着火を起こしたり、今回のポ無の様にペレットがポットに溜まりすぎて失火することが既存のユーザーにはよく指摘される点だそうです。
(完璧に解決しちゃってるんですね~!ヤルウ~)


最後におまけ効果

ガラスの曇りです。
ポ無は先にも述べたように炎が燃料供給口から煽られ、前ノメリで暴れる為、数時間経過すると徐々に前面のガラスがススで黒くなり始めます。
↓ こんな感じ ↓


折角の炎が台無しですよね!ガラスの曇りを抑えるために燃料供給を減らすのも本末転倒!既存ユーザーもガラスが曇るのが惜しい・・・と嘆く声もよく聞きます。

ポ付は真上に炎が上がる為、直接ガラスには触れません。 いつまでも明るい炎が楽しめます。
(でも、メンテフリーではありませんよ!)


今回はここまで

あまり出しすぎると、ブログネタ考えるのも大変なんですよ~
次回に灰やクリンカーの状態や温度、CO濃度など数字的な比較と勝敗をご報告します
灰は色や粒子の細かさを見ると明らかに違いが出てます(ハイ~)


みなさん、結果はお解かりでしょうけどね・・・

▼炎の様子を動画でもどーぞ(左がポ付/右がポ無
  

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