ポットシールドの威力②

N.A

2011年10月31日 17:48

先日に引き続き、ポットシールドの効果を語らせていただきます

前回は主にポットシールドの仕組みや主観的な部分(炎の燃え方やガラスの曇りなど・・・)をお伝えしましたが、
今回はより具体的に数字でご報告いたしましょう


前回もご報告しましたが、ポットシールドは「TAKUMI 匠」オリジナルで、
ハイブリッドドラフト方式の燃焼方法は世界で「TAKUMI 匠」だけです(←決まった!)


では、勝負の行方を解説つきでご報告しましょう!

①温度・・・

「TAKUMI 匠」は極めて稀な上下から送風するペレットストーブです。
足元から部屋全体を暖めます

では、着火から3時間後の送風温度(送風口から10㎝の距離)

ポットシールド付(以下ポ付)上118℃、下94.2℃、ケトルスペース149℃
ポットシールド無(以下ポ無)上95℃、下81℃、ケトルスペース104℃


②スモークレベル(排気中の煤のレベルで低いほど良い)・・・

ポ付 レベル3
ポ無 レベル8
(検査協会基準はレベル5以下推奨)


③灰の量・・・

3時間半でテスト終了時に出た灰の重さを比較
ポ付 20g
ポ無 32g
となんと40%以上減 (このデータはチョッと出来すぎですねーでも事実です!)

▼左がポ付 / 右がポ無の灰です▼


④灰の粒子、色・・・

ポ付 薄茶色で細かな粒子、クリンカーやタールは見当たりません完全燃焼です
ポ無 こげ茶色で一般的ストーブの灰と同等クリンカーや不完全燃焼の灰が残ります


①~④の勝負はポットシールドつきの圧勝でした


見ていただいて解る様に「ポットシールド付のハイブリッドドラフト方式」は、
すばらしい!ッて事がわかったでしょ

ポットシールド無の「TAKUMI 匠」くんの名誉の為に言っておきます。
「TAKUMI 匠」はポットシールドがあるという前提でより少ない燃料で最大限の暖房効果を発揮できるようエンジニアが設定をしております。

決して追っているわけではありませんが、他社同様の設定値にすれば普通の4,500kcalのストーブとなりますのであしからず・・・

(燃料、外気温、その他条件により異なります。あくまでも自社調べであることをご了承願います)

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