お気をつけ下さい!

N.A

2012年11月26日 20:12

ペレットストーブ全般に言えることですが、いくら手間の掛からないペレットストーブと言えどもALL FREE!と言うわけにはいきません!

確かに、全自動供給やタイマー機能も付いています。燃料をタンクに入れて「スイッチ ON!」で火が着き、お子様からお年寄りまで手軽に使えるところが、薪ストーブとは違い人気の秘密でもあります。

しかし、毎日の灰掃除やポットを綺麗にしておかないと、着火でミスったり完全燃焼できなかったりします。だからノーメンテと言うわけにはいきません!

また、「TAKUMI 匠」の場合排気ダンパーがついている為、燃料の種類や供給量に合わせてダンパーを開閉して空気量を調整してください!

日々の掃除や調整もペレットストーブを楽しむ、火を楽しむ醍醐味と思っていただければ幸いです!

では、燃料供給量と空気のバランスが取れていない場合の事例を以下に掲載しますのでご確認下さい!
弊社の「TAKUMI 匠」で極端に燃料の供給を多くし、極端に空気の量を少なくした場合の実験写真です!

決して真似しないで下さい!

燃料の供給量>酸素の供給量(排気ダンパーの開閉の大きさ)

即ち燃料は十分あるのに、燃焼に必要な酸素の量が確保されていない場合、ペレットが燃えない上に次のペレットが乗っかります。すると、たちまちポット内にペレットが積もってきます。


ポットシールドを外すとこんな感じに・・・


基本的に酸素が不足すると燃料タンクが唯一の外気触れている場所となる為、タンクから酸素を吸おうとします。
その空気で最大の燃焼効率を生み出す「TAKUMI 匠」も酸素が少なすぎると従来の性能が発揮できません・・・

当然、不完全燃焼になればガラスもこのとおり真っ黒・・・


こんな時は電源を切らず、燃料供給の量を下げ、排気ダンパーをおもいっきり開いてあげてください!

逆に
燃料供給量<酸素の供給量

即ち酸素の供給量に対し燃料が少ない場合は当然、燃料がすぐに燃え尽き失火します

この場合大きな事故にはつながりませんが、どちらにせよ燃料と酸素の供給バランスはオーナー様自信で調整していただきベストバランスでペレットストーブLIFEをお楽しみいただきたいと思います!

では、ベストバランスとは・・・といわれると表現が難しいのですが、「TAKUMI 匠」の場合炎が明るいオレンジ~黄色に調整してください。

炎が暗いオレンジ~赤はで揺らめいている場合は酸素不足の可能性があります。

分り難い場合は着火後の煙突から出る煙を見てください!(着火時や直後は白い煙がでますが・・・)
完全燃焼の場合は煙はほとんどでませんが、燃焼中に白い煙がウッスラでも出ている場合は酸素不足の可能性もありますので酸素を供給してあげてください!


あくまで、ペレットストーブ全般に言える一般論ですが、詳しくはお手持ちのペレットストーブメーカーもしくは販売店にご確認下さい!

折角のペレットストーブlifeを安全かつ楽しく過ごして頂きたいと思います!

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