クレーム処理はFace to Faceで!

N.A

2013年02月06日 19:18

先日、名古屋にクレーム処理にいきました。

「ペレットストーブはどこのメーカーでも慣れるまで色々言われますよ!」と販売店さんの声がある中、

「「TAKUMI 匠」は呼ばれる事が少ないから売りやすい!」とうれしい事もよく言われます。

単に絶対数が少ないのか・・・
販売台数の多いメーカーさんは大変だろうな~と思います。

そんな中、「ショールームでみたのと比較して暖かくない!」と衝撃的なクレーム発生!
販売店さんも色々手を尽くしてくださったのですが、「暖かくない!」といわれると・・・
とのことで、納入翌日休日にも拘らず第1陣がクレーム対応。処置をして来たのですが、オーナー様は不納得との事

営業、開発ともにオーナー様がおっしゃられた事象を徹底的に追及

「雪国育ちの飛騨高山で生まれた「TAKUMI 匠」が暖かさでまけるはずがない!」との信念の基、データに基づいた説明をしなくては・・・

実験1 お客様のお使いの燃料の供給具合を調べる

燃料によってバラツキもある為、出荷時の供給量でその燃料を試しました。それ以外にも3種燃料が同時間でどれだけ出るのかを調査しました。

「やっぱり・・・」

お客様のご使用の燃料は固さに難有り。もろくて供給口をふさいでおりました。
これでは、燃料を供給したくても燃料が入りません。

実際に燃料別で供給量を比較しましたが最も多い燃料と少ない燃料では供給量は4割ほど違いました。
燃料との相性もありますな~流石にこれだけ違うと・・・



実験2 ショールムで見た機種と比べて暖かくない!

実際に入れるお家とショールームでは環境が違います。(広さも違えば、その日の気温も違います)
ということで、実際にそのショールームでその機種の送風口から10cmはなれたところ(外部環境になるべく左右されない距離)の温度を測定しました。
たしかに、そのショールームは薪ストーブやペレットストーブがいくつも置かれ、同時に複数台焚いてありました。
ショールームのオーナー様に着火後の経過時間を伺い測定!ついでに他の機種も測定させて頂きました。
ストーブは送風と輻射熱があります。また実際の体感温度は視覚も左右します。
どうしても主観的な判断になりますので、客観的にデータで示しました。


その他の2機種より「TAKUMI 匠」の方が優れている事が証明されました

その見解書を基にクレーム処理に名古屋へ・・・正直、気が重い・・・クレーム対応も営業の仕事!と言い聞かせインターホンを鳴らしました。
確かに広い!デザイナーズハウス!
事実に基づき懇切丁寧にご説明!ある程度、納得いただいたと感じております。
燃料を変え、ポットも実験用にてトライしていただきました。

帰りは玄関口までお見送り頂き、「ありがとうございました!」の声を頂き内心
「ホッ!」としたのでした。

クレーム処理は大変ですが、FACE TO FACEで真剣に対応しなければ・・・と思いました。

販売店さん、オーナーさん有り難うございました。


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