ダーウィンの進化論!

N.A

2014年10月02日 08:05

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
これはダーウィンが唱えた言葉だそうです。これはよく経営論にも使われます!

これを踏まえて・・・

先日、岐阜県でペレットストーブメーカー、輸入元、販売店さんなどが集いペレットクラブ主催の安全技術講習会が行われました。
なぜ今頃?とお思いでしょうが、ペレットストーブが日本に入り始め10年位のうちに年々設置事例が増えてきてまいりました。
年間4000台近くになったとか・・・(欧州で20万台/年、北米で5万台/年)
今までは各メーカーの安全基準や設置基準などがありあくまでも自主基準でしたが、ここらで統一基準を作らないとマズイのではないか?という事でペレットクラブさんが中心となり基準案(あくまでも素案です)が発表されました。



本体に対する基準は日本燃焼機器検査協会の基準とヨーロッパのEN規格の基準をミックスしたもの。
「TAKUMI 匠」は安全担保の為にも2度日本燃焼機器検査協会に検査を依頼しております。ただ1回の検査料が高く、検査を受けていないメーカーも多いのが現状です。

本体が安全でも燃料により安定燃焼できない場合や、ユーザー様の使い方(灰掃除や煙突掃除を怠るなど・・・)また設置基準もバラバラでは今後のペレット普及にも問題があります。

設置基準は先進国のヨーロッパにならいEUの安全規格(EN規格)が望ましい。(あくまで案です)との意見に参加者の中には
「日本のメーカーはどこも対応できていないのにそれでいいのか?」と質問が出ました。

(写真は日本メーカーがやっている2重管ではなく吸排気別口のシングル管Φ80です。イタリアはペレット用の配管部材の種類も豊富!)

さっそく講習の熱も冷めないうちにBOSSこと「パイプ屋本舗」さんが講習帰りに寄って下さり弊社設計陣と打ち合わせ、アドバイス頂きました。

(講習会資料を基に熱弁するBOSS)
そこでBOSSが一言
「ジュンさん(本当はアツシだが・・・彼はこう呼ぶ・・・)「TAKUMI 匠」はそもそも量産型ではないのですからEN規格にも従来の2重管にも対応できるようにしたらどうですか?国産でやってるメーカー無いから、それも「TAKUMI 匠」のウリになりますよ

国産初
イイ響きです!

我々は元々産業用機械やロボットの個別受注で培ったノウハウがあるのでオーダーメイドが基本です。仕様変更やお客様のニーズに応えることは「1丁目1番地」の最も得意とする分野!例えば


ツートンジャイアンツカラー

バレエ教室のピンク

オリジナルロゴ入り

TAKUMIオリジナルおでん鍋などなど・・・・

早速国産初!吸排気別口の「TAKUMI 匠」を突貫で試作しました!

(色は塗れてませんが・・・)

決して私たちは強くない!頭も良いわけではありませんが色々な変化には対応できるメーカだと自負しています

後は生き残れるかが問題ですが・・・

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