2013年05月21日

バイナリー発電!

先日、岐阜新聞の一面に載ってました!

奥飛騨温泉郷で大規模な地熱発電計画があるらしい・・・face08
バイナリー発電!

高山市は木質バイオマスをはじめとする、地熱、小水力など自然エネルギーの宝庫で、可能性を秘めていると専門家は言われますが、その活用方法に中々具体案が出てこないのも否めません。face07

そんな中で今回の1面記事は驚きました!規模がデカすぎるっ・・・

一般的にいう地熱発電とは温度が150℃以上の地下からの蒸気でタービンを回して発電します。

問題点は
①新たな源泉を掘るため温泉が枯渇が心配
②掘った源泉の影響で今までの温泉への影響が心配(温度変化や成分変化など・・・)
③採掘すると莫大なコストがかかる

特に①②は地域住民の理解を得られないケースがあるみたいです・・・

今回はバイナリー発電というのを市役所の環境政策課に情報提供と可能性を探りにお邪魔しました
バイナリー発電!

まずバイナリー発電は通常の地熱発電と違い水ではなく沸点の低い触媒を蒸気化するので75℃~80℃の温度でタービンが回せます。
実際、平湯あたりの源泉温度は85℃以上あるのでバイナリー発電には十分な温度です

発電設備もコンパクトで弊社の推奨機種だと2MX2Mで設置できます

また、元々湧き出る温泉に配管接続するので新たな掘削や枯渇の問題もなく環境負荷が低く初期投資を抑えるというメリットもあります。

条件にもよりますが、売電価格が@42で計算すると3年以内に投資回収できるんです!

とある新聞によるとバイナリー発電の市場規模は2011年で140億だが、2020年には4,270億まで急拡大すると予想されています。

近い将来、製品化できるように勉強中ですが、原発再稼働が秘かに現実味を帯びている中、自然エネルギーの可能性を検討していきたいな~と思います。








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