2014年01月09日
廃油ストーブ!
改めまして、本年もよろしくお願いいたします
本年一発目のネタはペレットネタではありません。
新年の挨拶にショールームである「福太郎」に行きました。
オプション特殊鍋で作った「TAKUMI 匠」での正月料理お雑煮をいただきました。


雑煮を食しながら、店主(結ネット代表)が
「廃油ストーブあるとことからもらったで修理してくれよ!」と話したことがきっかけでした。

(市民団体 「結ネット」の記事)
廃油ストーブは20年以上前に自作で作っていたので大体の構造は理解しています。
当時はガソリンスタンドや自動車工場のオイルをもらってきて焚いたりしておりましたが、最近は中々廃油が集まらずここ5,6年は使わず放置していました。(けっこういろんな鉄工所さんが自作で作っていた気がします)
「結ねっと」はバイオディーゼルで車を動かしたり、発電したりと飲食店や豆腐屋さんから出てくる天ぷら油を回収し再利用する試みをやっています。
そこの代表と伝道師と呼ばれる二人が幼なじみのこちら(←クリックして)
その天ぷら油を利用して廃油ストーブを燃やそうとのことでした。
てっきり処分したと思っていた弊社自作の廃油ストーブが倉庫の奥に眠っておりました。ブロアーも回ったのでメンテナンスをして「結ねっと」のメンバーと点火式!
現物がこれ!

(サビサビです
)

燃えました!
天ぷら油は灯油、重油と異なりすぐには火がつかないため、温度が上がるまで助燃材として灯油を少し入れました。
温度が高くなると天ぷら油でもこのとおり完全燃焼です!青く放射状に線が入っているのは空気を出している部分です。

「結ねっと」では天ぷら油を取りに行けばタダでくれます。配達は配達料として20L=500円?でも灯油20L=2000円の1/4
しかもCO2排出0、さらに産廃扱いの処分量もタダ!良い事ずくめじゃないですか!
廃油ストーブの排気温度も測ると260℃以上!無色透明の煙!ほのかに香ばしいにおいがします!
地元の農家さんも極寒の飛騨では燃料代の高騰で、シイタケ農家さんが止めたり、花の農家さんが寒さに強い植物に切り替えたりという話をよく聞きます!
ペレットや、薪ボイラーも普及したり、商品化になったりしていますが、やはり安定的な燃料供給は固形だけに難しく、温度の立ち上がりや次の燃料への着火に時間が掛かり、温度管理が大変です!
今までも農家さんからペレットボイラーつくらないの?とか薪ボイラー作ってよ!という話はありましたが、万が一火が消えたり、温度が下がりすぎるとそれまで手塩にかけた植物がダメになってしまいます!
その点、液体の天ぷら油は従来の重油のように微調整が容易です。バルブの開閉で一定量の油の供給ができます!
時代遅れと思われた廃油ストーブが、新たに注目される日も近いかもしれません
「結ねっと」の代表の作業場には油田のように天ぷら油があるとの事!安定供給される仕組みができれば、弊社も再度廃油ストーブを作ろうかと検討中です!
飛騨の農家さんの救世主になるかもしれません!

本年一発目のネタはペレットネタではありません。
新年の挨拶にショールームである「福太郎」に行きました。
オプション特殊鍋で作った「TAKUMI 匠」での正月料理お雑煮をいただきました。
雑煮を食しながら、店主(結ネット代表)が
「廃油ストーブあるとことからもらったで修理してくれよ!」と話したことがきっかけでした。
(市民団体 「結ネット」の記事)
廃油ストーブは20年以上前に自作で作っていたので大体の構造は理解しています。
当時はガソリンスタンドや自動車工場のオイルをもらってきて焚いたりしておりましたが、最近は中々廃油が集まらずここ5,6年は使わず放置していました。(けっこういろんな鉄工所さんが自作で作っていた気がします)
「結ねっと」はバイオディーゼルで車を動かしたり、発電したりと飲食店や豆腐屋さんから出てくる天ぷら油を回収し再利用する試みをやっています。
そこの代表と伝道師と呼ばれる二人が幼なじみのこちら(←クリックして)
その天ぷら油を利用して廃油ストーブを燃やそうとのことでした。
てっきり処分したと思っていた弊社自作の廃油ストーブが倉庫の奥に眠っておりました。ブロアーも回ったのでメンテナンスをして「結ねっと」のメンバーと点火式!
現物がこれ!
(サビサビです

燃えました!
天ぷら油は灯油、重油と異なりすぐには火がつかないため、温度が上がるまで助燃材として灯油を少し入れました。
温度が高くなると天ぷら油でもこのとおり完全燃焼です!青く放射状に線が入っているのは空気を出している部分です。
「結ねっと」では天ぷら油を取りに行けばタダでくれます。配達は配達料として20L=500円?でも灯油20L=2000円の1/4
しかもCO2排出0、さらに産廃扱いの処分量もタダ!良い事ずくめじゃないですか!
廃油ストーブの排気温度も測ると260℃以上!無色透明の煙!ほのかに香ばしいにおいがします!
地元の農家さんも極寒の飛騨では燃料代の高騰で、シイタケ農家さんが止めたり、花の農家さんが寒さに強い植物に切り替えたりという話をよく聞きます!
ペレットや、薪ボイラーも普及したり、商品化になったりしていますが、やはり安定的な燃料供給は固形だけに難しく、温度の立ち上がりや次の燃料への着火に時間が掛かり、温度管理が大変です!
今までも農家さんからペレットボイラーつくらないの?とか薪ボイラー作ってよ!という話はありましたが、万が一火が消えたり、温度が下がりすぎるとそれまで手塩にかけた植物がダメになってしまいます!
その点、液体の天ぷら油は従来の重油のように微調整が容易です。バルブの開閉で一定量の油の供給ができます!
時代遅れと思われた廃油ストーブが、新たに注目される日も近いかもしれません

「結ねっと」の代表の作業場には油田のように天ぷら油があるとの事!安定供給される仕組みができれば、弊社も再度廃油ストーブを作ろうかと検討中です!
飛騨の農家さんの救世主になるかもしれません!
Posted by N.A at 21:56│Comments(0)
│最近の出来事
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。