2016年06月08日

3Dスキャニング・コッピングマシン その後・・・(3Dターニングマシンとの違い)

モノ補助のH28年度採択の結果発表が先日ありましたね。

さて仕事柄、採択の案件を北海道から沖縄まで3000件近く2.3時間かけて見ます。(これも営業・・・(笑))
今までも弊社ができそうなことがあるとアプローチし受注できたこともあります。これらを「モノ補助案件」と呼んでます。

今回も眺めている中に、今開発中の3Dスキャニング・コッピングマシーンの類似品導入案件が2.3件ありました。
それらはやはり家具メーカーさんです。類似品というのは「3Dターニングマシン」という名称で他社が販売しています。
同じように左右異形状の製品(家具でいう脚モノや、ひじ掛)などを作る機械です。

弊社との決定的な違いをおさらいしてみましょう!

「3Dターニングマシン」・・・製作したいものをCADCAMでデータ化しなければなりません。(データ作るのって大変ですよね)

その点、弊社の
「3Dスキャニング・コッピングマシン」はCADCAMデータは要りません!


3Dスキャニング・コッピングマシン その後・・・(3Dターニングマシンとの違い)
3Dスキャニング・コッピングマシン その後・・・(3Dターニングマシンとの違い)
(上の円盤状の測定子で靴の木型を廻しながらデータを読み込みます。20cm位で約20分(1cm1分位で読み込みます。記憶したデータは永久保存。SDカードで取り込むこともできます)
CADでデータ作ると靴の木型レベルで1日位かかるのかな???

生産性はどうか?
「3Dターニングマシン」は1軸です。1加工1製品が出来上がります。
その点、弊社の
「3Dスキャニング・コッピングマシン」は4軸です。今後は2軸仕様も検討しています。
3Dスキャニング・コッピングマシン その後・・・(3Dターニングマシンとの違い)
(スキャンしたデータを呼び出し同時に4本製作可能です。この木型レベル(約20cm位なら5分で加工します。1個当たり1分少々)
量産には最適です。3Dプリンターで作ると・・・15時間~20時間かかります)

加工範囲
「3Dターニングマシン」は最大400mm程度・・・大手機械メーカーが今月発表する機械はもう少し大きいそうですが発表前なんで定かではありません・・・
その点、弊社の
「3Dスキャニング・コッピングマシン」は最大1000mm 椅子の背もたれの曲り部分やテーブルの脚も加工できます。

3Dスキャニング・コッピングマシン その後・・・(3Dターニングマシンとの違い)

金額はまだ決めておりませんが、ターゲット価格は
「3Dターニングマシン」よりも低価格を実現する予定です。

来月には発表できるよう最終調整しております。
スポンサーリンク

同じカテゴリー(3Dスキャニング・コッピングマシン)の記事画像
伏線回収
新たな機能の確認
ネコ脚
日本木工機械展 初日
今年も出展します 
有斐会???
同じカテゴリー(3Dスキャニング・コッピングマシン)の記事
 伏線回収 (2023-11-16 09:31)
 新たな機能の確認 (2023-11-14 09:28)
 ネコ脚 (2023-10-23 11:14)
 日本木工機械展 初日 (2023-10-05 21:20)
 今年も出展します  (2023-06-21 17:59)
 有斐会??? (2023-05-18 14:07)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。